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山口線は、山口県山口市の新山口駅から島根県益田市の益田駅を結んでいるJR西日本の地方交通線です。

山陽本線や山陽新幹線があるターミナル駅の新山口駅から中国山地を抜け、島根県西端までを結ぶ陰陽連絡路線の役割も果たしています。

参考までにJR西日本で通過人員の少ない路線を載せておきます。

芸備線 (東城~備後落合) 9
芸備線 (備中神代~東城)81
三江線(三次~江津 今年3月廃止) 83
因美線 (東津山~智頭) 195
木次線(備後落合~宍道) 204
福塩線 (府中~塩町)206
芸備線 (備後落合~三次)225
山陰本線 (益田~長門市)282
姫新線 (中国勝山~新見)326
姫新線 (上月~津山)435
美祢線 (厚狭~長門市)562
山口線 (津和野~益田)575

この中だと3月に廃止の三江線を入れて12位です。SLが走っているので廃止にはならないだろうとの見方もありますが、いつまで続くかわかりません。今のうちに乗っておきたい路線の一つです。

山口線を走るSLやまぐち号!

山口線には現在、SLやまぐち号と呼ばれるSLが走っています。このSLは全車指定席なのでJRのみどりの窓口で指定席券を購入して乗車しましょう。

運転区間は、新山口~津和野間です。運賃、料金は新山口~津和野間で1660円。

時刻は新山口発10:50→津和野着12:59(途中、地福駅で14分停車するので写真撮影等が行えます。)
津和野発15:45発→新山口着17:30となっています。

運行日 土日祝、GW、お盆です。

沿線の観光スポット!
(1)湯田温泉
湯田温泉はアルカリ性の単純温泉で筋肉痛、五十肩、疲労回復等に効果があり、またお肌をスベスベにする効果で美肌の湯としても知られています。湯量一日約2000トンの天然温泉。
浴槽の温度は約41℃とそれほど熱くありません。

入浴に関する注意事項(公式サイトより抜粋)

1. 急激な温度変化による事故のおそれがあるため、かけ湯しないで入ることはやめましょう。
2. はじめは全身浸からないで半身浴程度に
3. 入浴前と入浴後にはコップ一杯分の水分補給を忘れずに
4. 温泉の泉質にもよりますが、湯田温泉は洗い流さなくてもいいそうなのでせっかくの温泉成分が無駄にならないようシャワーで流さないようにしましょう。
5. 飲酒後や食事のすぐあとの入浴や入浴後すぐの運動も控えてください。

アクセス

飛行機

山口宇部空港まで飛行機で行き、そこからバス(防長交通 山口駅行き)で約55分。

飛行機では手荷物の重量やカメラの予備バッテリーの持ち込み制限に注意!
大手航空会社の場合は国内線だと10kgほど手荷物として持ち込めますが、格安航空だと7kgほど。
しかも特に一眼カメラやハンディカムのビデオカメラって予備バッテリーをいくつも持たないと特に動画等を撮れないわけですが、飛行機って予備バッテリーの個数も制限がある会社もあってきついです。(100Wh未満は制限なしの航空会社もあります。100Wh以上のものはパソコンのバッテリー等大きいものなのでカメラ等の予備バッテリーは100Wh未満のものがほとんどです)

電車
JR山口線 湯田温泉駅から徒歩約7分です。

(2)長門峡(ちょうもんきょう)
長門峡は、山口県を代表する渓谷であり国指定の名勝です。奇岩や滝などの風景はまるで日本画のよう。桜が咲く春、新緑の夏、紅葉の秋、雪の冬と一年中楽しめます。

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アクセス JR山口線 長門峡駅すぐ

(3)殿町通り(とのまちどおり)
津和野の殿町通りは、津和野の町の中でももっとも古い町並みが残っています。藩校養老館跡や郡庁跡等の史跡もたくさんあり太鼓谷稲成神社の参道にも続いています。
また郷土料理のお店や土産物屋もこの通りにあり、津和野のメインストリートとなっています。
土塀に面した通りの掘割にはたくさんの鯉が泳いでいます。鯉はこのあたりだけでも300~500匹ほどいると言われていて、人々の生活に溶け込んでいます。

(4)ランズボローメイズ匹見の迷路
1980年代にブームを巻き起こした巨大迷路。その迷路が数か所日本にあるそうですが、その一つが益田にあります。
「MAZE」のM,A,Z,Eそれぞれのスタンプを集めてゴールに向かうというシンプルなもの。ただし、ゴールは見えていてもなかなかゴールできないそうです。

営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休 荒天の日は休み 12~3月は冬季休業。
アクセス JR益田駅よりバスで約80分。
料金 4歳以上500円

沿線の撮影スポット!

山口線 津和野~船平山間

ポイント 力強く疾走するSLを撮影できます!SLから煙もたくさん出ており、おすすめです!

アクセス 津和野駅を右折し、市街地を抜け山口線のガード下をくぐって船平山方面に進み牧ヶ野集会所を通りすぎて線路と川沿いに近づく場所にあります。
駅から約8キロもあるので、タクシーかレンタサイクルがおすすめです!

モデルルート(通常期の場合)
SLやまぐちと津和野を満喫する旅!

新大阪 7:59
↓ のぞみ97号 博多行
新山口 9:52
新山口 10:50
↓ SLやまぐち号
津和野 12:59
昼食後、津和野観光(4時間)
津和野 16:56
↓ 普通 益田行
益田 17:40

(益田泊) 益田駅の近くにはホテルグリーンモーリスやホテルダイエー益田があります。一泊一人あたりおよそ5000円(朝食付)

翌日 益田観光! 巨大迷路があるランズボローメイズ匹見の迷路へ!

益田 14:30
↓ スーパーおき4号 鳥取行
鳥取 18:16
鳥取 18:40
↓ スーパーはくと 14号 京都行
新大阪 21:12

運賃、料金を計算してみましょう。

運賃について

普通に買うと
新大阪~益田 8960円
益田~新大阪 8640円
合計 17600円

できるだけ安く買うと
新大阪~上郡 経由 新山口、益田、鳥取 智頭 885キロ、11660円(JR線)。ただし、智頭急行線の智頭~上郡間は1300円
上郡~新大阪 2270円
合計 15230円

特急料金について

新大阪~新山口 5370円(のぞみ利用)
新山口~津和野 1660円(SLやまぐち号)
益田~鳥取 2900円
鳥取~新大阪 3200円
合計 13130円

なのでできるだけ安く買った場合、一人当たりの旅費は、28360円です。

参考
[1] データでみるJR西日本2017
[2] SLやまぐち号サイト
[3] 湯田温泉旅館協同組合公式HP
[4] 山口市観光情報サイト 西の京 やまぐち
[5] しまね観光ナビ
[6] なつかしの国 石見 島根県西部公式観光サイト
[7] 全国の迷路wiki
[8] 鉄道ホビダス お立ち台通信HP

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