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大井川鉄道は、金谷~千頭間を走る全長39.5キロの大井川鉄道本線と、千頭~井川間を走る全長25.5キロの井川線の2つがあります。

井川線は国内唯一のアプト式となっています。アプト式とは、機関車につけた歯車と線路の歯型レールをかみ合わせて急勾配を登るものです。

大井川鉄道の観光情報について

大井川鉄道のSL!
大井川鉄道ではSLが走っています。
運行日数は年間300日ほどと日本一!大井川沿いの美しい風景の中走るSLを是非お楽しみください!

SLに使われている車両は?

C10形、11形、12形、56形です。

通常の車両には近鉄南大阪線で使われている車両もあるというから驚き!

運行区間、運賃

運行区間は新金谷~千頭間です。

運賃は金谷~千頭間1810円、千頭~井川間1320円です。

※JRではないのでもちろん18きっぷは使えません。

お得なきっぷも!

大井川鉄道では、金谷~井川までの鉄道とバスに乗り放題のお得なきっぷ(大井川周遊きっぷ)を発売しています。

有効期間2日のきっぷで4400円、3日のきっぷは5400円です。

参考 バス 千頭駅前~寸又峡温泉 880円
      奥泉駅前~寸又峡温泉 640円

沿線の観光地

(1)奥大井湖上駅
大井川鉄道の千頭駅から井川線に乗り換え、さらに奥へ進みます。
南アルプスの山間部につながっているこのエリアを奥大井と呼びます。

奥大井湖上駅は、長島ダムの建設によりできたダム湖の左岸に突き出た半島状の場所にあります。

両端には奥大井レインボーブリッジがかかっており、まるで湖の上に駅があるかのような珍しい眺めとなっています。

アクセス
南アルプスあぷとライン井川線で10番目の駅。千頭駅からの所要時間は1時間5分です。

(2)寸又峡 夢の吊り橋

夢の吊り橋は、静岡県の山あいにある寸又峡近くにかかる橋です。
知名度はあまりありませんが、エメラルドグリーンの水面と吊り橋のコントラストがSNS等で話題になり知る人ぞ知る絶景スポットになっています。

橋がかかっているのは大間ダムの人工湖の上です。
大間ダムの水は非常に透明度が高くまた青い光のみ反射する性質を持っているので、あのようなエメラルドグリーンに見えるのです。

橋の長さは約90m、湖面からの高さは8mです。また、橋は板を2枚合わせた簡易な造りになっているため一人がやっと通れる狭さ。
ただし、夏休みや紅葉期間などの混雑時以外は一方通行になっていないので要注意。
ちなみに混雑時には渡るのに数時間待ちだとか!
なお、橋は渡るときに揺れるので高所恐怖症の方にはおすすめしません。

注意点

注意1 車でも来れますが、道が狭いため運転に自信がない限りはバスで来ることをおすすめします。
車で来るとなると、場所によってはすれ違えないほど狭い道を通ることになります。
そこに対向車が来た場合どちらかがバックして道を譲る必要があり大変です。
車同士のすれ違いでは度々トラブルや事件も起きているのでその点でもおすすめできません。
バイクでしたら幅もあまりないためすれ違いはなんとかできると思いますが、保障はできませんのでご了承ください。

注意2 混雑時は一方通行となり、その場合は階段を登る必要があります。
紅葉シーズン等の混雑時は橋は一方通行となります。
その場合、橋を渡って戻ることはできず橋を渡ったあとにある階段を登らないといけないのですが、階段がなんと300段!
若い人以外は相当きつそうです。
なので体力に自信のない方や高齢の方、ベビーカーを押している方などは混雑時は避けてなるべくオフシーズンの平日に行きましょう。

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アクセス
寸又峡温泉から寸又峡プロムナードを歩いて約30分。

(3)寸又峡温泉
寸又峡温泉は、南アルプスのふもとにある温泉郷。趣のある暖簾とおだやかな灯りがお出迎え。
寸又峡の地域が育んでいる旬のものを使ったお料理が楽しめます。
移り変わる四季の絶景と全国屈指の名湯につかりながらゆったりとお過ごしください。
また、寸又峡温泉では芸者やコンパニオンは置いておりません。

寸又峡温泉の泉質は硫化水素系単純硫黄泉で、お湯から出るとお肌がすべすべに!
その効能から美女づくりの湯として知られています。
また、切り傷や糖尿病等によいとされています。
泉温は43度と高めです。
夜には満天の星を眺めながら入ることもでき格別です。

アクセス 大井川鉄道 千頭駅からバスで約40分

撮影スポット

奥大井湖上駅

この駅は先ほど出てきましたが、実は撮影スポットとしても有名です。

四季で全く違った景色を見せてくれ、また湖の上を走る列車を撮影できるとあって大変人気です。

撮影スポットへは駅の通路を通って約15分です。

モデルルート(土日ダイヤ)
大井川鉄道のSL、奥大井湖上駅、夢の吊り橋、寸又峡温泉を満喫!一泊二日のコース!

1日目
新大阪 8:03
↓ のぞみ214号 東京行
名古屋 8:53
名古屋 8:59
↓ こだま638 号 東京行
掛川 10:03
掛川 10:17
↓ 東海道本線 普通 静岡行
金谷 10:30
金谷 11:04
↓ 大井川鉄道本線 千頭行
千頭 12:18
千頭 12:28
↓ 大井川鉄道 井川線 閑蔵行
奥大井湖上 13:34

奥大井湖上駅を散策(注 約1時間30分 駅から通路を15分ほど歩く必要あり)

奥大井湖上 15:31
↓ 大井川鉄道本線 千頭行
奥泉 16:05
奥泉駅前 16:40
↓ バス 寸又峡温泉行
寸又峡温泉 17:10

寸又峡温泉でのんびりくつろぎましょう!

寸又峡温泉泊 おすすめは翠紅苑(すいこうえん)です。食事つきで温泉もあります。一泊13650円~18510円です。 

2日目
8:00 出発

寸又峡着 8:30

寸又峡観光 約2時間

寸又峡出発 12:00

寸又峡温泉着 12:30

昼食

寸又峡温泉 14:00
↓ バス
千頭駅前 14:40
(乗換 6分)
千頭 14:53
↓ 大井川鉄道SL かわね路2号 新金谷行
新金谷 16:09
新金谷 16:19
↓ 大井川鉄道本線 金谷行
金谷 16:24
金谷 16:36
↓ 東海道本線 普通 浜松行
掛川 16:50
掛川 17:11
↓ こだま667号 名古屋行
浜松 17:21
浜松 17:36
↓ ひかり479号 岡山行
新大阪 19:00

※18きっぷの場合は奥大井湖上駅14:41着で20分くらいしか観光時間がありません。
帰りは大阪駅21:37となります。
 

運賃、料金
乗車券 5940*2(新大阪~金谷往復)+1810*2(金谷~千頭往復)+710(千頭~奥大井湖上)+360(奥大井湖上~奥泉)=16570円

特急券 5020(新大阪~掛川)+800(SLの料金)+4810(掛川~新大阪)=10630円

バス 640(奥泉駅~寸又峡温泉)+880(寸又峡温泉~千頭駅)=1520円

合計 28720円

※大井川周遊きっぷ利用の場合
乗車券、特急券 5940*2+4400(周遊きっぷ)+800(SL)+5020+4810=26910円

参考
[1] 大井川鉄道 コトバンク
[2] 大井川鉄道公式HP
[3] travel.jp
[4] 寸又峡ほっとステーション

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