千里中央再開発は、この規模で本当に足りるのか?
住民が望む未来と、行政計画のズレ
千里中央の再開発の記事の第2弾です。
🚨 千里中央も北千里と同じく、
このまま進めば、衰退は止められません。
60年後まで取り返せない判断を、数ヶ月で決めていいのでしょうか?
📌 私は北大阪で20年以上、地域清掃ボランティアとして街と向き合ってきました。
千里中央は北大阪の中心都市として、将来世代に引き継ぐべき役割を担っています。
今回は、計画の規模と住民が求めている未来について整理します。
再開発の一次情報はこちら。
北千里駅前再開発の第2弾の記事はこちらから読めます!
📍 現在の千里中央再開発案(概要)
行政およびコンサル案によると:
延床面積は 約65,000㎡ → 約100,000㎡へ増加
ただし 駐車場・駐輪場の扱いが不透明
商業規模の実質的増加率や中身は不明瞭
一見すると大きな拡大に見えますが、
重要なのは 「その増床が実質的に街の価値向上につながるのか?」 という点です。
延床が増えれば良い時代は終わりました。
求められているのは、中身です。
💬 住民が本当に求めている未来
意見交換会で多くの住民が挙げた内容は
北摂全体から人を引きつける拠点性の強化
滞在型の空間づくり
魅力的な店舗誘致と商業集積
回遊性を高める都市設計
将来世代に誇れる街づくり
単なるビルの建て替えではなく、
「未来への投資」としての都市機能強化
これが求められています。
❓ なぜ「100,000㎡」でも足りない可能性があるのか?
🧩 考慮が必要な要素
北摂全体の人口推移はまだ増加期
万博後の需要増の可能性
万博外周部・万博記念公園の再整備
乗降客数の大きさ(北大阪最大級)
駐車場・駐輪場などの面積配分が不透明
これらを踏まえると、
もし駐車場等が延床に含まれているなら、
実質的な商業増床は限定的になる可能性
があります。
つまり—
数字のマジックで「増えているように見せかけているだけ」
という懸念が残ります。
🎯 再開発の目的は何か?
住民の願いは明確です。
再開発してよかった
この街に住んでよかった
誇れる街になった
巨大施設が欲しいのではなく、
地域価値が上がる適正な規模と中身の充実 を求めています。
📢 今求められていること
行政の計画がこのまま進めば、
住民は 「知らないまま決まった未来」 を受け入れることになります。
住民が声を上げなければ終わります。
北千里の記事は公開からすでに多くの方に読んでいただき、
地域の関心の高さをあらためて感じました。
千里中央の未来についても、ぜひ一緒に考えていきたいです。
この記事を書いた人
Kawauchi(北千里在住)
北千里で生まれ育ち、現在も家族とともに北千里で暮らしています。
地元の再開発が住民の生活や未来世代のために望ましい形になることを願い、
独自調査・行政への問い合わせ・議員への要望などを通じて情報収集・分析を行っています。
数学科大学院修了(理学修士)。
論理と数字を根拠にした客観的視点で、北千里・千里中央再開発について発信中。
地域の未来に関心を持つ方々と、正しい情報に基づいて
より良い街づくりを考えるプラットフォームを目指しています。
🏛 今村議員からの回答
再開発の方向性がわかる貴重なご意見です。
👉
プロフィールはこちら。
千里ニュータウンの未来を守る会(SFD)
私たちは、この街の未来のために活動しています。
共感いただける方は、ぜひ一緒に声を届けてください。
※本件については、現在 議員の方々とも情報共有しながら
千里ニュータウンの将来のための提案を進めています。
【次回予告】
第3弾:延床10万㎡の裏側 駐車場・延床率・将来需要を徹底チェック
引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
拡散・シェアも大歓迎です。
