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北千里駅前再開発、まさかの縮小案!?住民の声はどうなる?(どんどん拡散お願いします!)

こんにちは。
地域の清掃ボランティア活動を20年以上続ける中で、北千里駅前再開発について考え、先日行政に正式提案を送付しました。今回、透明性を高めるため、ブログでも提案内容を公開します。
私は第4回北千里駅前再開発意見交換会出席者であり、地域の清掃ボランティアに20年以上参加しています。

※北大阪の再開発動向の比較として、千里中央再開発の記事もあわせてご覧ください
➤(千里中央再開発の記事はこちら)

千里中央再開発:北千里との連携で進化する国際交流拠点

★北千里再開発に本気で関わる理由──住民として、一生関わる者の覚悟

北千里駅前再開発について、私は単なる意見表明ではなく、住民として、そしてこの街に一生関わり続ける者として、本気で取り組んでいます。
今回の再開発は、私が関われる最後の大規模再開発です。
次に同規模の機会が訪れるのは完成後50年後、つまり2087年頃。
私はそのとき99歳。生きている保証はありません。
だからこそ、今、全力で取り組む必要があります。

具体的には以下の作業を行いました。

・第4回意見交換会で出された住民の声を全て整理・集約
・多数派・少数派の意見の傾向を俯瞰
・再開発パースに示されている施設と、地域の生活・文化・交流を支える必要な機能をすり合わせ
・住民が生活を完結できる街としての適正規模を、数字・事例と照合

こうして作った提案は、ただ「縮小反対」と叫ぶだけではなく、説得力ある具体的な提案です。
住民としての責任と、この街に一生関わる覚悟をもって行動することで、北千里の街を本当に誇れるものにしたい──それが私の行動の原動力です。

このように、住民の声を形式的ではなく、実質的に計画に反映させることができるのは、20年以上にわたり地域ボランティアとして活動してきた経験があってこそです。

今回のブログや提案を通して、多くの方に「北千里の未来は住民自身が動くことで作れる」ということを知ってほしいと思っています。
そして、行政にも住民の熱意と現場感覚をしっかり届け、北千里の街の価値を最大化する再開発に繋げたいと考えています。

私が提案するキャッチコピー

「北大阪の未来を創造する、持続可能で国際的な都市拠点としての北千里へ」

そしてここからが重要です!!!

◆ 現行計画が抱える課題

今回の問題点の核心整理

以下の論点は、行政および準備組合に対する正式主張の中心になり得ます。

■ 意見交換会の結果と結論の矛盾
住民の多数意見は北千里単体で生活が完結できる商業規模の確保であり、縮小を主張したのは第4回全班中1班のみでした。
さらに他の班では「縮小反対」「北千里で完結できる商業に」といった強い意見が明確に発言されていました。

にもかかわらず結論が商業縮小および低層三階建てという形で示されたことは、意見交換会の意義を実質的に否定するため、
住民参加の趣旨を最大限に活かす形での検討が望まれます。

■ 45,000㎡表記の内訳、実質的な縮小か!?

市からの回答では、商業公益棟の延べ床面積は45,000㎡とされており、駐車場・駐輪場も含まれています。
そのため、純粋な商業床として利用できる面積は従来計画より少なくなる可能性があります。
過去の旧北千里(約40,000㎡)や周辺施設(デュー阪急山田 約32,000㎡など)と比較すると相対的に小規模となる可能性があり、今後の街づくりの観点から、商業床の規模と内容の両立を改めて検討することが望ましいと考えられます。

■ 500億円投資に対する費用対効果の欠如
商業床の規模が十分でない場合、テナント構成や集客に影響が出る可能性があります。
今後の安定した運営や地域の活性化のためには、必要な規模と機能の確保が重要と考えられます。

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■ 対案ポジションの正当性
我々の提案は「千里中央のせんちゅうパルよりも規模を確保し、グラングリーン南館のように規模だけで内容が伴わない失敗を避けつつ、中身を重視する」ことにあります。
中途半端な規模の商業施設は誰の利益にもならず、規模と中身の両立こそが未来への投資として不可欠です。

(参考比較)
グランフロント 店舗数約260店 広域交流型の大型体験施設
千里中央(せんちゅうパル) 店舗数約160店 生活中核+広域の商業公共複合
グラングリーン南館 店舗数約55店 体験特化だが店舗数不足で批判例
北千里再開発案 現状未定(縮小懸念) 生活補助レベルに留まる恐れ

住民参加型の意見交換会では、北千里単体で生活が完結できる商業規模の確保を求める意見が多く寄せられました。
現行計画では駐車場・駐輪場を含めた延床面積が約45,000㎡とされていますが、商業床として利用可能な面積は従来計画より少なくなる可能性も考えられます。

従来計画では、商業床が約40,000平方メートル、駐車場が約20,000平方メートルで、合計約60,000平方メートルでした。現行計画では駐車・駐輪を含めて約45,000平方メートルとなっており、純商業床は約25,000〜28,000平方メートル程度にとどまると考えられます。

個人の見解として、北千里の将来的な街づくりの観点からは、商業床の規模と内容のバランスを再検討し、生活が完結できる街としての機能を十分に確保することが望ましいと考えます。

以下は現行計画が抱える課題を数字で示したものです。

1. 商業床の事実上の大幅縮小
従来計画:商業 約4万㎡+駐車場 約2万㎡ = 計 約6万㎡

今回計画:駐車・駐輪含む 約4万5千㎡

→ 純商業床は約2万5千〜2万8千㎡へ縮小

2. 3階建て計画による都市競争力の喪失
周辺競合施設との比較:

EXPOCITY:延べ床約21万㎡

箕面大型商業施設:延べ床約10万㎡

→ 北摂有数の駅前立地にもかかわらず縮小型再開発

→ 若年層流出・回遊人口減少・将来税収低下 が確実

私が考える北千里駅前に求められる都市機能

北千里駅前は、単なる商業施設ではなく、地域の知的・文化・国際・教育・健康の拠点として設計すべきです。具体的には以下のような機能です。

知的・教育文化

専門書ライブラリー(知的生活都市の象徴となる施設)
大学連携のワークショップや公開講義
学習・コワーキングスペース、レンタルオフィス
カルチャー教室、学生・研究者参加型プログラム

国際・交流

国際交流カフェ
多世代交流スペース
外国人・留学生向け生活サポート(小規模行政窓口も兼ねる)
屋内外イベントホール、屋上イベントスペース、マルシェなど

スポーツ・健康

室内スポーツ施設(卓球・バドミントン等)
体力測定施設

子育て・ファミリー

保育・学童・幼児教育施設
キッズ&ファミリー向け大型遊戯施設

商業・生活利便・食文化

高品質スーパー、カフェ・軽食
体験型飲食エリア、都市型ライブキッチンスイーツ店
ポップアップ/インキュベーションショップ

交通・行政

大型二輪・幅1.5m超えトライク対応駐車区画
行政サービス窓口(住民票・所得証明等取得可能)

OMO型デジタル施策(オンラインとオフラインの連携)

提案のポイント

行政にお願いした内容は以下の通りです。

純商業床は最低4万5000㎡以上に拡大
5〜8階の中層複合施設として再設計
地域交流・教育文化施設の追加
市民説明会・オンライン意見募集の追加開催
需要予測資料や根拠の開示

結び

北千里駅前は、50年以上にわたり住民が守り育ててきた地域の核です。
単なる縮小型商業施設ではなく、未来の北大阪を支える知的・国際都市として再構築することが重要だと考えています。

今回のブログ公開は、行政に送付した提案を透明性のある形で示すためです。
詳細版も希望があればPDFで公開する予定です。

✦ 第4回北千里駅前再開発意見交換会出席者
地域清掃ボランティア活動 20年以上

※北大阪の再開発動向の比較として、千里中央再開発の記事もあわせてご覧ください
➤(千里中央再開発の記事はこちら)

千里中央再開発:北千里との連携で進化する国際交流拠点

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