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千里中央駅前の賑わいはなぜ生まれないのか?通過点化の現状と課題

千里中央駅は、北大阪屈指の乗降客数(約100,000人/日)を誇る駅です。しかし、駅前のにぎわいを見ると、夕方以降でも人通りは意外と少なく、「通過点」となっている現状が見受けられます。

再開発の一次情報はこちら。

一次情報まとめ|北千里・千里中央再開発

1. 他駅との比較で見える課題

例えば、同じ北大阪圏でも万博記念公園駅を考えてみましょう。乗降客数は約2万人と千里中央より少ないにもかかわらず、駅周辺のカフェや商業施設は夕方でも賑わい、人々は駅前で滞在・回遊しています。

一方、千里中央駅では、駅利用者の多くがそのままバスやモノレールで帰宅する傾向があり、
駅前施設に留まる時間が短く、結果として商業・飲食・文化施設の売上や活性化に直結していません。

2. 賑わいが生まれにくい要因
(1) 滞在型施設の不足

カフェや文化イベントスペース、体験型施設が限られ、駅前で長時間過ごす動機が少ない
SNS映えや若者向けの体験要素が弱く、来訪者が「写真を撮りたくなる・友人と過ごしたくなる」魅力が不足

(2) 回遊・滞留の仕組み不足

徒歩圏内で複数の施設を楽しめる動線が弱い
「駅前に来てもすぐ帰る」という行動パターンが定着

(3) 商業規模と機能の不足

北千里駅前の縮小型再開発計画と同様に、単体の商業施設では滞在時間を伸ばす仕組みが作れない
観光や文化・学術との連携が不足し、地域全体を楽しむ価値が形成されていない

3. 滞在・回遊型の都市化が必要

千里中央駅前を単なる「通過点」から「滞在・回遊型」の都市に変えるには、次のような施策が必要です。

文化・イベントの充実:体験型イベント、展示、ワークショップなど
カフェ・ラウンジ・交流スペースの増設:駅前で長時間過ごせる場所
商業施設と周辺地域の連携:北千里との二拠点滞在モデルなど、回遊性を高める仕組み
SNS映え・情報発信:来訪者が「来たくなる」「発信したくなる」街づくり

これらが整うことで、単なる通過点ではなく、地域内外の人々が駅前で滞在・交流・消費する街に変貌させることが可能です。

4. 結論

千里中央駅は乗降客数だけを見ると十分なポテンシャルを持っています。しかし現状では、駅前が「通過点」と化し、地域の賑わい・消費・文化活動に十分につながっていません。

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これを放置すれば、将来的に新しい商業施設や文化拠点ができても、最初だけ賑わい、その後は衰退する可能性があります。駅前の活性化には、単なる再開発ではなく、滞在・回遊を意識した施策が不可欠です。

この記事を書いた人
Kawauchi(北千里在住)

北千里で生まれ育ち、現在も家族とともに北千里で暮らしています。
地元の再開発が住民の生活や未来世代のために望ましい形になることを願い、
独自調査・行政への問い合わせ・議員への要望などを通じて情報収集・分析を行っています。

数学科大学院修了(理学修士)。
論理と数字を根拠にした客観的視点で、北千里・千里中央再開発について発信中。

地域の未来に関心を持つ方々と、正しい情報に基づいて
より良い街づくりを考えるプラットフォームを目指しています。

🏛 今村議員からの回答
再開発の方向性がわかる貴重なご意見です。
👉

【一次情報】千里中央 再開発 東街区の商業賃貸面積について 今村正議員回答

署名のご案内
千里中央再開発は、現在の計画では
実質的に縮小型再開発となる可能性があります。

私たちは反対や中止を求めるものではなく、
北摂の中核都市にふさわしい規模と将来像について、
市民が納得できる規模・将来像・完成イメージの説明と再検討を求めて
署名を行っています。

👉 https://voice.charity/events/11089

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運営者プロフィール|北千里・千里中央再開発レポート

千里ニュータウンの未来を守る会(SFD)
※本会は、筆者個人が代表を務める任意の市民活動です。
私たちは、この街の未来のために活動しています。
共感いただける方は、ぜひ一緒に声を届けてください。

※本件については、現在 議員の方々とも情報共有しながら
千里ニュータウンの将来のための提案を進めています。

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