今回は鳥取観光のモデルコースを紹介します!
今年はコロナの感染拡大の影響もある中、三密を避けてマスクをして旅行をするという史上初の旅行になりました。
時期は2020年8月14日です。
さっき行ってきたばかりなので記憶が薄れないうちに書いていきたいと思います!
今回行った場所の一覧です!
1.鳥取砂丘
2.鳥取温泉のホテルモナーク
3.大江の郷自然牧場でパンケーキ
まず最初に18きっぷのルールについて
知ってる方は読まなくて結構です。当たりまえのことしか書きません。
1.18という名前だが何歳でも利用できる。
18という名前から18歳限定とか18歳未満限定と思われる方もいらっしゃるようですが、このきっぷに年齢制限はありません。
2.普通列車しか利用できない。
残念ながら特急券を買い足しても在来線特急や新幹線には乗れません。
利用できるのは乗車券のみで乗れる列車、つまり普通、快速、新快速等です。
新幹線でワープという方法もありますが、これは在来線と新幹線の時間差が大きく新幹線の運賃、料金の合計が安いときに使う手段で上級者向けです。
もし18きっぷを持ってて新幹線に乗りたければ普通に新幹線の切符を買ってください。
つまり乗車券と特急券両方買うこと。
たとえば岡山まで18きっぷで来て、岡山~姫路は新幹線に乗りたい場合、岡山~姫路の乗車券と岡山~姫路の自由席特急券を買う必要があります。
そして姫路で在来線に乗り換えて姫路からまた18きっぷを使うのはアリです。
3.JR線しか利用できない。
当たりまえですが18きっぷはJRが発行しているきっぷなのでJR線しか乗れません。
JRから直通する智頭急行や伊勢鉄道に乗るためにはその鉄道の運賃が別途必要です。
4.18きっぷは有人改札のみ。自動改札は通れない。
有人改札できっぷを見せて通ります。2人なら2人です。一人ならはい、と言って見せましょう。
ほとんどの場合、どうぞと通してくれます。
ただし、名古屋駅などはきっぷをじろじろ見られて結構警戒?されているので要注意。
また田舎の駅では降りるときにきっぷを回収する列車がありますが2009年に初めて高松のローカル線に乗った時に18きっぷを見せると危うく回収されそうになりました。
帰りも使うんですけど、と言うと返してくれました。
こういうトラブルを防止するために、それ以降私は首から下げるボルダーに切符を入れてホルダーに入れたまま見せてます。
ダサイですがそうすると回収される危険性はありません。
5.スタンプは一人1日で1つ。2人で日帰りなら2つ。2人で3日使うなら2×3=6つスタンプを押す欄が必要です。
18きっぷは普通に買うと、5つスタンプを押す欄がある5回分使えるきっぷとして使えます。
これは一人なら5日間使える(連続した5日でなくてオッケー)し、2人で2日間使ったあと(2×2=4回分)余った1回分を一人で使うのもアリです。
スタンプは大都市を除き当日限り有効。次の日も使うには次の日にまたスタンプを押してもらいます。(2人なら2つ)
さてここまでが基本的なルールです。
某駅を始発電車で出て新大阪駅に行き、新大阪駅できっぷに2つスタンプを押してもらい、入場。
新大阪を5時52分に出る快速で姫路まで行きます。
なぜ大阪から乗らないかって?
それはこの電車は野洲から来ており少しでも前の駅から乗った方が座れる確率が高い
と判断したからです。
快速が新大阪に入ってきました。
コロナの影響もあってかいつもよりお客さんは少ない様子。
新大阪で2人席クロスシートを確保しました。
これで姫路まで1時間半は安心です。
姫路に着くと、向かいのホームに止まっている普通新見行きに乗り換えです。
私は一番前の車両に乗っていたので新見行きの列車の隣に着いたときは新見行きの前に止まったので後ろに歩く必要がありました。
通路側でしたがなんとか座席確保。上郡まで約30分です。
乗車率は立ってる人が数人いる程度でいつもよりかなりマシでした。
いつもなら立ってる人が大量にいて、通路を埋め尽くしていますから。
上郡に着くと、智頭急行に乗り換えです。
智頭線の乗換口はホームの前の方にあります。
智頭線の改札にはJRのICタッチ機械がありあれ?JRの降りる改札?と思いながら18きっぷを見せました。
すると、ん?という顔の駅員。
胸元を見ると智頭急行の文字が。
これはJRではなく智頭急行の改札でしたww
紛らわしいからIC改札付けないでほしいです。
1200円の智頭線のきっぷを2枚購入しようとすると、特急乗ります?と聞かれる。
普通だけですと言うと、これ特急乗れないけど安いよと言われ2人で2000円のペアきっぷを購入。
購入後智頭線のホームに行くと、もう列車が来ています。この列車で終点の鳥取まで行きます。
しかし列車はまさかの1両。え?この時期にこんなので大丈夫なの?と不安に。
全線乗り通せる列車は上郡、鳥取からそれぞれ1本ずつですので貴重です。
列車に一番に乗り込み、座席を確保します。そのあとすぐにおじさんが乗ってきました。
8時50分の発車まで40分ほどありました。その間にトイレ休憩をします。
コーヒーとポカリを調達します。
数分すると5,6人ほど乗ってきました。
発車直前には10人ほどになり上郡駅を定刻で発車。
途中にはのどかな景色が広がります。
ただトンネルばかりで耳が痛いです。
途中変わった名前の駅が。
その名も宮本武蔵駅。
え?宮本武蔵?そうこの駅周辺は剣豪宮本武蔵のふるさとなのです。
その後、期待していた例のあの駅に近づいていきます。。
その名も恋山形駅。
この駅は昔は地味な駅でしたが、恋という漢字が使われている駅は日本に4駅しかないとのことで4駅の担当者が集まって協議した結果、なんと駅がピンク一色になっています!
同業の鉄道オタク達も恋山形駅が近づくにつれて興奮ぎみになってきました。
そして列車が恋山形駅に着くと、3分停車とのことでみんな降りて写真を撮りだしました。
私も降りて写真を撮ります。
この駅は駅名が書いてある駅名標がなんとハートの形になっている珍しい駅です。
恋山形駅を出ると智頭急行の終点、智頭です。
智頭からはJR因美線に直通しますのでこのまま鳥取まで乗ってオッケーです。
沿線は山の景色で特に珍しいところはありません。
郡家駅では若桜鉄道に乗り換えができます。
この路線は観光路線になっています。
私も一回乗ってみたいですね。
この若桜鉄道にはバイク好きなら誰もが知っている隼と同じ名前の隼駅があり、
ベースハヤブサというバイク乗り御用達の施設もあります。
さて上郡を8時50分に出た列車はついに鳥取に10時55分に着きました。
大阪から考えると約5時間と結構長い旅ですね。
鳥取に着いてトイレ休憩をし、ベンチでおにぎりを食べます。
朝4時に朝ご飯を食べて私鉄の始発列車で新大阪に来てるんでお腹ペコペコでした。
ただ、今年はコロナの影響でマスクを外すことがほとんどできないのでいつものように列車内でお弁当やおにぎりを食べるといった行為ができないのです。
鳥取駅を出て0番乗り場からループ麒麟獅子というバスに乗って鳥取砂丘に行きます。
このバスは鳥取の名所を巡るバスで大人300円、子供と障がい者手帳所持者(介助者含む)は150円のお得なバス。
ちなみに鳥取砂丘へは日本交通のバスも同じ0番乗り場から出てますが運賃は380円します。
11時25分に0番乗り場を発車したバスは30分ほどかけて鳥取砂丘に。
11時53分に鳥取砂丘の砂丘会館に着きました。
砂丘に着くとコロナの影響はどこへやらというほど人であふれていました。
まあ鳥取は最近コロナ感染者が出てないので安全と思われているのでしょう。
砂丘入口の階段を上り、何やら表示が。
温度計です。
その温度を見てびっくり。なんとこの日は42度。
え、42度?
気温42度、湿度42%という地獄のような暑さでした。
私は日本海が見えるポイントまで砂丘をビデオカメラを回しながら歩きました。
砂がふかふかしていてなかなか前に進めません。
んですさまじい暑さ。
汗がだらだらになり、のどが渇いて暑すぎます。
熱中症になったら困るので急いで砂丘を上ります。
上ったら日本海が見える絶景!
しかもこの日は快晴で空の青とのコントラストが最高でした!
ここでビデオを止め、写真を撮ります。
ほんと暑いのを除けば最高です。
写真を撮ると急いで戻ります。
だいたい10分ちょいで戻れました。
砂丘会館に入ると、涼しい!
梨のソフトクリームが売っていたので館内で食べました。
ちなみに300円でした。
12時43分発のループ麒麟獅子バスで鳥取駅に戻ります。
一方向での運行のため帰りは行きより時間がかかります。
13時30分に鳥取駅に戻りました。
このあとは鳥取駅から徒歩圏内にある鳥取温泉に行きます。
鳥取駅から徒歩7,8分ほどにホテルモナークというホテルがあります。
今回はここの温泉に入ることにしました。
本当は旅館の温泉に入りたかったのですが、旅館の温泉は源泉かけ流しのため42度~45度とすごく熱いのです。
なので夏には不向きと判断し、かけ流しではない循環ろ過の温泉にしました。
ホテルに着くとカウンターで人がいたので待つことに。
待ってると呼ばれ問診票を書かされました。
日帰り温泉に入るのにこんなの書く必要があるのかと思いながら記入。
結局、前の人が時間がかかってて5分ほど待つことになりました。
前の人が終わり呼ばれたので、日帰り温泉に入りたいのですがと言うと、さきほどの問診票の記入はいらなかったです。
申し訳ありませんとのこと。
やっぱりいらなかったみたいです。
ただ2人とも検温だけはされました。
例のおでこにピッってやる奴です。
温泉の料金は一人1000円。日帰り温泉の場所を聞き、無料の貸し出しタオルとアメニティー、湯上り時のドリンク券をもらって温泉へ。
温泉は男女別です。
温泉を出て隣にはお手洗いもあります。
温泉に入ると貴重品を入れる鍵付きのロッカー(100円がいります。100円は鍵を開けるとあとで返却されます)と着替えを入れるバスケットが。
服を脱いで温泉に直行!
ドアを開けるとなんと誰もいません。脱衣所にはおじさんが一人いましたが、誰もいない貸切風呂です。
なんとも贅沢ですね。
泉質はすべすべとした感じのお湯で温度は少し熱いくらいで40度くらいでしょうか。ちょうどよかったです。
30分くらい温泉に入り、出てお手洗いに行きます。
そのあとはおまちかねのドリンクサービス!
奥にあるレストランに行き、券を出してドリンクを注文。
私はアップルジュース、同行者はコーヒーを注文しました。
湯上りのジュースはおいしかったです。本当にここはタオルの貸し出しサービスにドリンクまでついて1000円だなんてすごくお得です。
皆さんにもおすすめできる温泉です。
鳥取駅から徒歩圏内というのもうれしいですね。
温泉を堪能したあとはいよいよこの旅の最大の目的であるパンケーキを食べにいきます!
え?鳥取にパンケーキなんてあるの?と思われた方、ありますよ!
しかも八頭町(やずちょう)の山の中にあります。
鳥取駅を15時22分に出て郡家駅まで行きます。
郡家駅には15時42分に着きました。
ここから大江の郷自然牧場まで八頭町が運行している八頭バスに乗ります。
16時09分にバスが来て、乗り込むとなんと乗客が自分たち2人だけ!
お盆だというのに誰も乗っていません。
バスは県道から国道482号線に入り山の中をひたすら走ります。
このバスの乗り方ですが、後乗り前降りで後払い、降りるバス停のアナウンスがあったらボタンを押します。
ただし次のバス停の表示がされておらず、アナウンスだけが頼りですのでアナウンスはしっかり聞いててください。
そして走ること13分、16時22分に大江の郷自然牧場に着きました。
このバスは大人100円、子供と障がい者手帳所持者(障がい者本人のみ)は50円です。
大江の郷自然牧場に着くと多くの車が止まっていました。みなさん車で来ているようです。
鳥取ナンバーが多かったですが、大阪の堺ナンバーもありました。
16時半にココガーデンのパンケーキを予約しているので上にあるココガーデンに行きます。
入ってすぐはお土産屋さん、その奥がカフェになっています。
店員の人に16時半から予約している○○ですと伝えると、少々お待ちくださいとのことで待つことに。
そして10分ほど待つと名前を呼ばれ案内されました。
注文が決まっている場合はここで会計しますと言われ、私は大江の郷パンケーキのドリンクセット(ドリンクは鳥取ミルク)、
同行者は木苺(きいちご)のパンケーキのドリンクセット(ドリンクはホットコーヒー)を注文。
代金は2300円くらいでした。
そして支払い後案内されたのは窓側の一番端のテーブル。一番いいところに案内されました。
できあがるまでに30分ほどかかる場合もあるといわれひたすら待ちます。
そして17時頃、お待ちかねのパンケーキが!
大きなお皿においしそうなパンケーキが2枚乗っています!
いい香りもしてすごくおいしそう!
まずは食べる前にブログ用の写真を撮ります。いい感じで撮れました!
そしてバターとメープルシロップをかけて一口食べると、、、ふわっふわでめっちゃおいしいです!
ちなみに去年、ニューヨークに旅行に行ったときにブルックリンのファイブリーブズというカフェでパンケーキを食べあまりのおいしさに衝撃を受けたのですが、そのパンケーキに匹敵するくらいおいしかったです。
このパンケーキの特徴はニューヨークのパンケーキと違いところどころ若干の塩味がついています。
おそらくこれは甘ったるくて飽きるのを防止するために味にアクセントをつけているものと思われます。
ただちょっと辛すぎるところもありました。同行者は平気だったようです。
ただ同行者の木苺のパンケーキは木苺がすっぱかったと言っていました。
1時間ほどパンケーキのお店でパンケーキを堪能し、17時半頃ココガーデンを出て大江の郷テラスにお土産を見に行きます。
大江の郷テラスでは卵やプリンなどを販売しています。
私は卵(600g500円)とプリン4個セット(1200円)を買いました。
そして帰りは17時53分発の八頭バスで郡家まで帰ります。
帰りのバスが来ました。
また乗客は私たちだけ(笑)
こんなんで成り立つのでしょうかこのバス。
もし私たちがいなければ乗客0ですよ。
そして18時05分頃に郡家駅に着いて下車後駅に入り、横にある休憩スペース(ぷらっとぴあ、やず)で休憩します。
郡家駅から智頭急行経由の上郡行きは19時23分発なので1時間以上あります。
その間に外にあるお手洗いへ。
お茶を飲んだりして休憩し19時10分頃になるとホームに行きます。
2番線からの発車です。
19時23分、鳥取駅から来た列車に乗車。
乗車率は低く、すんなり座れました。
ただし2両で4人掛けのボックス席。
あたりは真っ暗で景色を楽しむことはできませんが、座れたしとりあえずはよかったです。
ただ窓には虫がたくさんついてて気持ち悪かったです。
私も田舎に住んでますが、コロナ対策で窓を開けていても虫が入ってくることはほとんどありません。
そして1時間半ほど走り21時04分に上郡駅に。
上郡駅で待ってるとなんと奴が出ました。
そう、ネット上ではGという名で知られているゴキブリです。
普通にホームをうろちょろしていました。
駅でゴキブリを見かけたのはこれが初めてです。
その後21時21分の列車で姫路駅まで行きます。
この列車は三原から来ていたらしく半分ほどが埋まっていました。
そして21時54分に姫路に着き、新快速で大阪に帰ります。
姫路駅に停車してる新快速は結構ガラガラで座席を確保し一安心。
21時56分に姫路駅を出て22時58分に大阪駅に到着。
その後は私鉄で24時くらいに家に着きました。
今回の行程表
大阪 5:58
↓ 快速 姫路 行
姫路 7:30
姫路 7:31
↓ 普通 新見行
上郡 8:04
上郡 8:50
↓ 普通 (智頭線、JR因美線経由)鳥取行
鳥取 10:55
鳥取駅 11:25
↓ ループ麒麟獅子バス 300円
砂丘会館 11:53
砂丘会館 12:43
↓ループ麒麟獅子バス 300円
鳥取駅 13:30
温泉に入る
鳥取 15:22
↓ 普通 智頭行
郡家 15:42
郡家駅 16:09
↓ 八頭バス 100円
大江の郷自然牧場 16:22
パンケーキを堪能!
大江の郷自然牧場 17:53
↓ 八頭バス
郡家駅 18:06
郡家 19:23
↓ 普通 (因美線、智頭線経由)上郡行
上郡 21:04
上郡 21:21
↓ 普通 姫路行
姫路 21:56
↓ 新快速 野洲行
大阪 22:58
今回はここまでになります。参考になれば幸いです!