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JR三江線が廃止になるので乗ってきました!(その2)です。このブログはその1の続きとなります。

23日は前日の疲れもだいぶ取れたので5時45分に起きて、6時15分に三次駅に行き場所取りをします。駅の係員に確認すると場所取りをするのはOKだそうです。

誰もいなかったので2両目の後ろの乗車位置にいらないものをいれた袋を2つ置きます。今回、家族2人で行ったため2つ置く必要がありました。三江線は一列に並んで待つという掲示があったので、一列に置きました。

場所取りが終わるとホテルに戻って朝食です。

朝食はバイキング形式で、カレーやサラダ等がありました。

朝食を食べて8時頃にホテルをチェックアウト。8時15分頃に駅に着くと数人並んでいました。場所取りをしていたところは無事で良かったです。

場所取りをしていたところに並び9時21分に江津からの列車が三次に来るのを待ちます。9時前に芸備線が三次に着くと乗り換える人でだんだん列が伸びました。

さらに9時を過ぎると、どんどん人がやってきます。並んでいた人は、雪で運休してたんだからその分延長してもいいのに。4月だと新緑とか景色よさそうだしとおっしゃっていました。

9時21分になり列車が来ました。この列車は折り返し10:02発の石見川本行となりますが、乗ってきた人がそのままボックス席を占領しないようにいったんすべての乗客を降ろしてドアを閉め、点検後また開けて乗り込むということになっています。

9時半頃にドアがあきました!急いで進行方向右側のボックスシートを確保します!無事確保できました!

確保すると同時にものすごい数の人がなだれこんできて席はすべて埋まりました。

そしてここからがこの列車最大の混雑要因、10時前に芸備線、福塩線が三次に到着しその列車に乗っていた乗客が一気に三江線ホームへと向かいます!

みんな急いでますね、でももう席は埋まっているので座れませんが。

そして10:02になり混雑した列車は三次駅を定刻通り発車しました。駅員さんの情報によると21日の10:02発は3両で団体さん含め278人の乗車がありぎゅうぎゅう詰めだったとのことなので、車内を見る限り多少混雑はましなのでしょうか。

進行方向右側は雄大な江の川の絶景やいくつもの橋、家々などが見え素晴らしかったです!沿線で一番景色のいいところは明塚~石見簗瀬の三瓶山の景色だとか。ただし三瓶山は三次方面からだと進行方向とは逆側に見えるので要注意。私も見えないなあと思っていたら、みんながあっちに山が見えると言って見ていたので逆方向にあると気付きました。

また途中、バイクで並走してくるライダーの方がいました。列車と並走なんて危険では?と思った方ご安心ください。三江線は非常に遅く新しく開業した区間を除き基本30キロ以下でしか走りません。
なので列車と並走することもできるのです。沿線の道路ではたくさんの車が止まっており、三江線が来るとカメラを構えて撮影をされていました。

途中、石見川本駅で1時間半ほど止まります。この列車はそのまま江津行となるので降りて場所取りをしました。

石見川本駅では地元の方が出迎えてくれて、演説も聞けました。その方は三江線が廃止になるのを反対していたようです。

駅構内では石見みえというキャラクターがお出迎えしてくれました。三江線引退まであと8日と書かれていました。

しかし、三江線記念乗車券(JRのものではない)が石見川本駅前の駅マルシェで配布されていると情報があったのですが場所がわからず断念。

代わりに駅スタンプがあったので記念に押していきました。

駅構内や駅舎等を撮影したあと、駅のホームに戻ります。

戻ってから、私だけ再度抜けて駅名標等を探して撮影。そしてなぜかスパイダーマンが来ていたので撮影。スパイダーマンの撮影はご自由にどうぞという感じでした。

13:45発の普通江津行きは13:30頃にドアがあくとのことなのでそれまでおにぎりを食べて待つことに。

13:30になりドアが開きました!前に10人近く並んでいたので、私たちはドアがあかない3両目を狙い2両目後方から3両目に急いで乗車、無事進行方向右側のボックスシートを確保できました!

乗車するとまた町の人が今度は三江線の車両に乗車して演説を始めました。

”三江線で何があったか、石見川本駅で何があったか、それを記憶と記録にとどめてください。三江線やこの町のことを人生が終わるまで忘れないでください”と言われたことが印象的でした。

13:45に石見川本駅を出発した列車は、再び江の川を右手に見ながら進みます。

そして14:55頃に終点の江津駅に着きました。さて、ここで22日に電話して在庫確認しておいた三江線記念入場券の購入です!

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三江線の記念入場券ください!と言ったところ無事買うことができました。

3月23日現在、江津駅ではまだ余っていました。ちなみに私の券番は7600番台でした。一セットは4900円です。高いと思われるでしょうが、これは35駅分の入場券のセットなので4900円するのです。

江津駅からはスーパーおき4号で鳥取まで行きます。江津15:19発、鳥取には18:16に着きおよそ3時間の旅です。

スーパーおきに乗るのは初めてなのでわくわくして待っていると列車が入線してきました。

私たちは一番後ろの席を指定したので後ろに気を使うことなくリクライニングできました。おきの乗車率ですが、自由席はもちろんのこと2両ある指定席も結構埋まっていました。※普段は指定席も自由席も1両のみです。

おきが江津を発車しました。すると進行方向左側には日本海の絶景が見えてきました!鳥取砂丘へ行った時も日本海は見ましたが、こんなに綺麗な日本海は初めて見ました!

私たちは日本海の景色が見たかったので、進行方向左側を指定しておきました。左側で正解でした!

しかし右側にも絶景はありますよ!右側の絶景は大山(だいせん)です!雪が山頂付近にある大山はまるで富士山のよう!ちなみに大山はその形から伯耆富士(ほうきふじ)とも呼ばれているそうです。

絶景を堪能したあとは、夕方になるのでだんだん暗くなります。そしてあたりが暗くなった18:21頃に鳥取に着きました。ちなみに定刻より5分遅れで到着。そのため鳥取でお土産を買う時間がなく、お弁当を買うのみに。

そして18:40発のスーパーはくと14号に新大阪まで乗ります。新大阪着は21:12です。

もうあたりはすっかり暗くなっていたため、景色は見れませんでした。途中、智頭急行を通るので車掌は智頭急行の車掌が上郡まで乗っていました。

途中7分ほど遅れましたが、新大阪には定刻の21:12に着き地下鉄に乗り換えて帰りました。

ちなみに先日たまたま同じ日の石見川本行に乗っていた記者の記事を見つけたのですが、23日の424D(石見川本行)は300人の乗車があったようです。ネットでは東京のラッシュ時の地下鉄並みに混雑しているとの情報があったため、この日は少ない方だろうと思っていましたが案外多かったということです。

東京どころか大阪でも200%とかになると動けないほど混みますよね。

使用したきっぷについて

(1)大阪市内~上郡(経由 新大阪・新幹線・広島・芸備・三江・山陰・因美・智頭・智頭急行)の乗車券
(2)新大阪~広島の自由席特急券
(3)三次~宇都井の乗車券
(4)宇都井~三次の乗車券
(5)江津~鳥取の特急券
(6)鳥取~上郡の特急券
(7)上郡~新大阪の乗車券、特急券

今回の旅費について(2人分)

きっぷ代43160円
株主優待購入費9000円(運賃と特急料金が半額に。特急料金については半額になった乗車券の区間内なら何枚でも半額になります)
宿泊費21200円(2日目のみ朝食付)
飲食費 1000円(21日のミスド)+2400円(21日の夕食)+1000円(21日にスーパーで22日の昼分を購入)+1600円(22日の夕食)+1000円(22日に23日の昼分を購入)+2000円(23日に鳥取でお弁当を購入。夕食分)=約9000円
22日に行けなかった三次~江津往復の払い戻し マイナス6880円(手数料4枚で880円なので880-7640=-6880)
お土産代 約6500円
計81980円

これが一番安い旅費だと思います。旅費についての詳細は一番最初の三江線の記事を参考にどうぞ。

きっぷの持ち帰りについて

きっぷはすべて持ち帰れました!三江線の三次~宇都井については宇都井駅が無人駅のため持って帰れない可能性が高かったのですが、22日の14:11発江津行はワンマンでなく後ろのドアも開いたため、そのまま降りられました。ちなみに持って帰るときは、駅係員のいるところで記念に持って帰りますと言えばOKです(自動改札は回収されるのでNG)。あと新幹線から在来線に乗り継ぐときはきっぷを見せながら乗り継ぎですと言って通る、途中下車するときはきっぷを見せながら途中下車しますと言えばOKです。

大阪市内~上郡のきっぷで広島乗継、三次、江津、鳥取で途中下車しましたが特に何も言われませんでした。ネットを見ていると一周するきっぷで目的地を越えている駅で途中下車しようとすると駅員に一瞬え?と思われてきっぷを確認されたという方がいたようですが今はそういうきっぷを買う人が以前より増えていて慣れているのでしょう。

以上になります。

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