JRのきっぷのお得な買い方を一覧形式で公開します!
まずは知ってる人が多いものから
(1)学生割引 通称学割
学生割引はみなさんが学生だったころにお世話になった方も多いのでは?学生割引を使えば、JRの運賃のみが2割引となります。ただし営業キロが100キロを超える場合のみなので要注意。
(2)往復割引
片道の営業キロが601キロ以上あるきっぷを往復で購入するときは運賃が1割引になります。もちろん片道ずつ買っても適用されないのでご注意ください。
往復割引を使う場合は、帰る日が有効期間内に入っていることを確かめなくてはなりません。(通常の旅行なら大丈夫ですが)
たとえば営業キロ650kmの場所にいくなら片道の有効期間は8÷2+1=5日。往復なら10日になるので10日以内の旅行ならOKとなります。
この割引は、学生であれば学生割引と往復割引を両方適用して28%引きにすることもできます。(30%ではありませんのでご注意ください)
例 西明石~東京間を利用
距離612.3キロ。1キロ未満は切り上げるので613キロ。したがって往復割引が使えます。
運賃9610円が9610*0.9=8649円に。10円未満は切り捨てなので8640円となります。
(3)乗継割引
新幹線と在来線特急を乗り継ぐ場合、在来線の特急料金がなんと半額になります。ただし、東京、品川とJR九州の駅で乗り継ぐ場合は適用されません。
あとは新幹線をはさんで在来線特急に乗る場合、つまり在来線特急→新幹線→在来線特急という場合は在来線特急の高い方のみ半額となります。
これも往復割引同様、新幹線の特急券と在来線の特急券の両方を同時に買わないといけません。だから、知らずに一つずつ買うと損というわけですね。
(4)わざと長い区間のきっぷを買って往復割引を適用
これはちょっとした裏技で、500キロ後半の距離だと場合によっては600キロを少し超えるきっぷを往復割引で買う方が安くなることがあり、それを利用するという手もあります。
ただ新大阪~東京間は金券ショップ等で安いきっぷが売られているのであまり意味はないです。
(5)株主優待を使う
新大阪~東京等ならいいのですが、山陰方面等へ新幹線と特急を乗り継ぐ場合なかなか安いきっぷがありません。そんなときにお得になるのが株主優待!
JR西だと乗車券と特急券が半額に!半額になるのは乗車券1枚とその乗車券に付随する特急券なら何枚でも半額になります。
(7)とも関連しますが、ということは乗車券を長い区間買った方が特急券の割引枚数は多くなってお得です。
(6)大阪~大津など大都市近郊区間の利用のときは乗車券を京都等でわける。
例えば大阪~大津は普通に買うと970円ですが、大阪~京都、京都~大津とわけると
大阪~京都 560円、京都~大津 200円 で760円と210円安く買えます。また大阪~京都は今年夏まで昼間特割切符が金券ショップで1枚400円前後で売られている
のでそれを使うともっと安くなります。たとえば400円で買えたとすると大阪~大津は600円になるので370円もお得に!
(7)乗車券をできるだけ長く買う
JRでは乗車券の運賃は距離が長くなるほど1キロあたりの運賃が安くなっています。たとえば100キロで1000円とすると200キロなら2000円ではなく1800円とかそういった感じです。
しかも、100kmを超えると後戻りしない限りは何回でも途中下車可能(改札の外に出られる。ただし途中下車であることを駅員がいる改札に回って申告すること。自動改札は回収されるおそれがあります)です。
例としては前の三江線の記事にあるような大阪市内~上郡(経由 新大阪・新幹線・広島・芸備・三江・山陰・因美・智頭・智頭急行)のきっぷです。
(8)乗継割引を使うために新大阪~京都間等の一区間で新幹線を利用する
例 大阪~高山間に乗車するときに新大阪~京都間を新幹線利用、そして京都~高山間を在来線特急利用
新大阪~京都の自由席は860円、京都~高山の指定席は3100÷2=1550円です。
よって1550-860=690円お得に!
一区間の自由席は安いので新幹線の自由席特急料金が、乗り継ぐ特急の特急料金の半額より安ければ使えますね!つまり新幹線代払ってもお得になる方が大きいので。
使うときは特急料金の半額を調べてからやりましょう。あと、そもそも乗継割引が使えるかの確認も忘れずに!
以上になります。参考になれば幸いです。