JR九州の観光列車、36ぷらす3で九州を一周!
こんにちは。今回は、JR九州が誇る豪華列車の1つでもある36ぷらす3について紹介します!
36ぷらす3は黒を基調とした特急列車で787系という列車になっています。
世界で36番目に大きい島と言われている九州。その九州の全県を回る36ぷらす3では
5つのルートに全部で35の九州の楽しいエピソードをぎゅっと詰め込んで皆様をおもてなしします。
ぜひ、全部のルートを楽しんで、みなさま自身に36番目のエピソードを語っていただきたいーそんな思いで名付けました。
この列車で驚き、感動、幸せを皆様にお届けし、お客様、地域の皆様、JR九州社員で1つになって39(サンキュー)感謝の和を広げていきます。
この36ぷらす3は、九州のすべてがぎゅっと詰まった、まさに走る九州といえる列車です。
九州の地にはおいしい食、湯量豊富な温泉、豊かな自然、歴史、そしておもてなしの心があふれています。
今回の新しいD&S列車は、そうした九州の魅力を詰め込んで九州を元気にするために走り出しました。
この列車で世界一大きい感謝の輪を描きます。
目指すは世界一の”わ”
この列車は九州を環状に1周するように運行されており、全ルートの合計走行距離は営業キロベースで1160キロ。
世界一の壮大な”わ”を作り上げます。
車内のご案内
1号車から3号車までは個室、5号車、6号車は座席タイプとなっています。3号車は17年ぶりにビュッフェが復活しました。
また、4号車はマルチカーとして車内での体験やイベントなどに利用しています。また、一部の号車では靴を脱いで利用するので注意してください。
1号車 グリーン個室 定員3~4名 4室
2号車 グリーン個室 定員3~6名 3室、車いす対応座席(2席)
3号車 グリーン個室 定員1~2名 6室 ビュッフェ
4号車 マルチカー
5号車 グリーン席 30席
6号車 グリーン席 27席
1号車は787系既存のグリーン個室のほかに、新たに3室を新設しました。
新設した個室は、パーティションの高さを抑えて明るく開放的な空間となっていて落ち着いた色調のクラシックな車両となっています。また、床材には熊本県八代産の
イ草を使用した畳を使用しているため、靴を脱いでご利用ください。
注意点 1号車では靴を脱いでご利用ください。
車内には無料のWi-Fiサービスがあります。
各個室にはコンセントが備え付けられています。
月曜日ルート(午後便)「佐世保駅~博多駅」行は、1号車、2号車、3号車のグリーン個室の発売はございません。
2号車 グリーン個室 定員3~6名 3室 車いす対応座席
2号車についてはJR九州で初となる6名様に対応した個室があります。
注意点 車内には無料のWi-Fiサービスがあります。
各個室・座席にはコンセントがあります。
車いす対応座席をご希望のお客様はお申し込み時にお知らせください。
月曜日ルート(午後便)「佐世保駅~博多駅」行は、1号車、2号車、3号車のグリーン個室の発売はございません。
3号車 グリーン個室 定員1~2名 6室
3号車は既存のボックスシートをリニューアルしました。おひとり様でもご利用いただける贅沢な車内空間となっています。
注意点 車内には無料のWi-Fiサービスがあります。
各個室・座席にはコンセントがあります。
月曜日ルート(午後便)「佐世保駅~博多駅」行は、1号車、2号車、3号車のグリーン個室の発売はございません。
3号車 ビュッフェ
17年ぶりに復活したと言われるビュッフェは、九州の美味しいもの、こだわりの品々をご用意してお待ちしています。
モダンなビュッフェ中央には、目立つカウンターを設置しました。
4号車 マルチカー
マルチカーではお客様にくつろいでいただくための共用スペースを設けています。そして沿線の魅力を発信する動画の公開も行っています。
またアテンダントの案内による体験メニューや車内でのイベントも実施しております。
5号車 グリーン席
5号車はゆったりとした2+1列の配列の座席となっています。シートの背面には革製のポケットが備え付けられています。
またテーブルも食事が楽しめるよう、大きめな造りとなっています。
注意点
車内には無料のWi-Fiサービスがあります。
各座席にはコンセントがあります。
6号車 グリーン席
床材には熊本県八代産のイ草を使った畳を使用しているため、靴は脱いでいただきます。6号車も2+1列のゆったりとした座席配列になっています。
また、シートの背面には革製のポケットが備え付けられていてテーブルも食事ができるように大き目のサイズになっています。
※6号車では靴を脱いでご利用ください。
※車内には無料Wi-Fiサービスがあります。
※各座席にはコンセントがあります。
車内詳細
ここからは車内の詳細について解説していきます!
1号車
1号車は部屋ごとにロッカーも準備されています。
1号車については4A個室が一番広いようです。
4A個室は元グリーン個室だったようでその名残で他の部屋よりも広いのです。
1号車は海側と山側両方に個室を配置しているため途中で通路が曲がっています。
1号車のトイレは出入り口側にあります。
2号車
2号車は車いすにも対応している個室が1つあります。2号車はすべてD個室のため海の景色が見られるのは2週間に1度です。
2号車のトイレ(車いす対応)は3号車側にあります。
また、多目的室もあります。
3号車
3号車は先ほども書きましたが、個室とビュッフェがある号車です。
この3号車については先ほど紹介した1号車や2号車と違って個室というよりコンパートメント席といった感じです。
4号車
4号車はマルチカーです。車内イベントはここで行われます。
5号車
5号車はグリーン座席となっています。また食事つきの座席は7番以降です。なお、1番~5番は1か月前に発売される一般席です。
一般席(食事なし)の座席の色はすべて統一してありますが、食事つきの座席の色はすべて異なっています。
6号車
6号車はグリーン座席で畳敷きとなっています。6番以降が食事つきで、1~4番席は1か月前に発売される一般席です。
6号車も5号車と同様に一般席(食事なし)の座席の色は統一していますが、食事つきの座席の色はすべて異なっています。
なお、6号車は畳敷きで靴を脱いで利用するため、車内に入る前に靴箱が座席の番号ごとに用意されています。
6号車は5号車よりも座席が1列少ないので運転席の後ろにフリースペースがあります。運転席のところにはカーテンがありますが、カーテンを開けると運転席も見れます。
デッキについて
デッキも黒を基調としたとてもシックな造りになっています。
出入り口のドアの前にはカーテンもついています。停車駅の表示もあります。
乗車の特典について
乗車すると記念に記念乗車証とコース案内の冊子がもらえます。
車内には記念のスタンプも用意されています。
運行ルートについて
運行ルートは次の5つです。
博多~鹿児島中央(木曜日)
鹿児島中央~宮崎(金曜日)
宮崎空港~別府
大分~博多
博多~佐世保(往復)
各運行ルートの時刻表
赤の路
博多 10:00
↓
熊本 11:54
熊本 12:00
↓
鹿児島中央 16:26
黒の路
鹿児島中央 12:17
↓
宮崎 15:46
緑の路
宮崎空港 11:37
↓
宮崎 11:47
宮崎 11:51
↓
大分 16:49
大分 16:55
↓
別府 17:05
青の路
大分 10:48
↓
別府 10:58
別府 11:08
↓
小倉 15:16
小倉 15:17
↓
博多 16:42
金の路(往路)
博多 11:22
↓
佐賀 12:07
佐賀 12:09
↓
肥前浜 12:44
肥前浜 13:38
↓
武雄温泉 14:23
武雄温泉 14:49
↓
早岐 15:57
早岐 16:03
↓
佐世保 16:13
金の路(復路)
佐世保 17:31
↓
早岐 17:42
早岐 17:51
↓
有田 18:02
有田 18:03
↓
武雄温泉 18:18
武雄温泉 18:24
↓
江北 18:35
江北 18:40
↓
佐賀 18:49
佐賀 18:59
↓
新鳥栖 19:17
新鳥栖 19:18
↓
鳥栖 19:21
鳥栖 19:22
↓
博多 20:06
いかがだったでしょうか?
今回は、JR九州が誇る九州を1周する列車、36ぷらす3について紹介しました!
今回は以上になります!ありがとうございました!
参考文献
[1] 黒い787 36プラス3 JR九州
[2] 九州全周の旅はJR九州の観光列車36ぷらす3で満喫